山形県の蕎麦は「これぞ本当の田舎蕎麦!」と言うべき蕎麦! やや硬めで太め、コシも強く、風味も抜群。蕎麦屋が立ち並ぶ「蕎麦街道」は観光客にも人気のスポットで、きれいな土と水と自然に育まれたおいしい蕎麦は昔から多くの人に愛されている文化のひとつです。
今回は蕎麦どころ山形県の製麺会社「みうら食品」の麺4種をご紹介します。
山形の郷土料理「肉蕎麦」
山形県の内陸部で古くから食べられてきた肉蕎麦は、具は歯ごたえのある親鶏とネギというシンプルな蕎麦で、冷やして食べることが多いのですが今回は鶏肉とネギと卵であたたかい親子蕎麦にしていただきました。少し濃い目のたれが太くて黒い蕎麦に最高に合う!鶏だしの味わい深いたれもついて手軽においしい蕎麦を楽しむことができます。
山形県産オリジナルそば粉「でわかおり」
上品な甘みと豊かな風味が特徴のそば粉を使った蕎麦は、パッケージに記載されていた食べ方「おろしそば」でいただくことに。大根おろしの汁でそばつゆを薄め大根おろしとともにいただく、さっぱりとして蕎麦の風味が楽しめる食べ方です。この食べ方、蕎麦のおいしさを最大限に引き出してくれるんです!ぜひともお試しいただきたい!
蕎麦の風味もさることながら、細めでつるりとのど越しの良い麺はやはりざるでいただくのが一番ですね!
三陸の早春の恵みと合わせて
最上早生蔵王蕎麦。「でわかおり」と並ぶ山形県の二大品種「最上早生」を使用した蕎麦は、その風味を生かした食べ方を、と思い、ちょうど今が旬の三陸のめかぶをたっぷりとのせていただきました。細くて繊細な蕎麦とめかぶのとろみがなんとも優しい春の味わいでした。
山形の県花「ベニバナ」を使った麺も
ベニバナの花びらを練りこんだやわらかい色合いのひやむぎはつるつるもちもちの麺で強いコシが最高!!色が入るだけで気分が違います。
「蕎麦」や「麺」といっても多種多様。山形のおいしい麺をぜひご賞味ください!!